この新月期・・・・・梅雨・・・・・このところの病気でポチッてしまった・・・・カメラレンズの性能チェックを・・わずかな晴れ間でしてみました・・・・・銀塩時代のレンズに見切りをつけ処分・・・・デジタル時代のレンズに少しづつきりかえています。
昨夜・・・星が見えていたので・・・・・自宅ベランダで・・・・P-2ノ-タッチガイドにて2本のカメラレンズをフルサイズの6Dでテスト・・・・
AF故障でジャンクで入手した赤帯のキャノンEF200mm F2.8 Lレンズ・・・・・もう一つはタムキュウの愛称でお馴染みのタムロンSP90mmDiマクロ F2.8 VC USDの最新型・・・・展示品処分で格安で入手・・・・・結果は・・・・・・・・。
 
タムロンSP90mmDiマクロ ・・・・・・一般撮影ではほんとにシャ-プでボケあじも良く期待大で撮影準備・・・・ピントもシビアでしたが・・・・ジャスピン前後で星の色が赤と青に変化します・・・・・これは残存色収差の現れのようで・・・
撮影画像を見ただけで青にじみがでていました・・・・・軽く画像処理をすると案の定パ-プルフリンジに加え赤にじみもでていました・・・・四隅周辺は星像が崩れコマ収差も大きく出ています・・・・・F4.0に絞っても状態はあまり変わっていませんでした・・・・・・ちょっとガッカリ・・・・・。
 
キャノンEF200mm F2.8 L・・・・・・旧型の古い設計のレンズであまり期待していませんでしたが、このレンズは開放のF2.8から星のにじみも少なく四隅も安定していてスッキリした印象が撮像からも解りました・・・・F2.8では周辺光量の落ち込みは大きいですが、F4.0まで絞ればかなり安定します・・・・・星像も気持ち締まった感じになりますがF2.8でも充分実用になりそうな気がしました・・・・これは満足・・・・。
 
結果的には最新のデジタル対応レンズが星の撮影に向いているはけでは無いことのようで・・・・カタログデ-タだけでは判断できないようです・・・・星の撮影の場合は実写しないと解りませんね・・・・。
 
うす雲の中での撮影で星が滲んでいますが一応処理してみました・・・。
 
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2014・06・25 23h43m~3分 13コマ EF200mmL F4.0 6D ISO800 自宅